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05. The world is not that easy.

イサーク「それじゃあお母さん、リニお借りします」
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シャロン「だれがお母さんだ!」

リニ「ふふふ。行ってきます」
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シャロン「…付き合って一ヶ月くらいだっけ?しょっちゅうデートして、意外とマメよね」
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撫子「そうですね…」
(あの時から印象は変わらないのに、行動が違いすぎて…気のせいならいいんですが…)




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「今日はニュースがあんねん」

「リニのおかげでデビュー決まってん!ありがとうな!」

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「えっ!?おめでとう!!」
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「お祝いしなきゃね!」




05.The world is not that easy.


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ジュリアン「お、リニちゃんにメールか?」
イサーク「おー。少なくてもデビューまでは繋いどかんとな」

アイク「お前らな…」


「お待たせしました。」

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女性「フォーサイス広報部のクレアです。よろしくお願いします。」

アイク「アイクです。ベースを担当しています。こちらから、ギターのノーラン、マネージャーのノア、ドラムのジョシュアと、ボーカルのイサークです。」

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「「「よろしくお願いします」」」

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クレア「さっそく本題に入りますが、契約の条件として、未だデビュー前とのことですので、弊社の系列音楽会社からデビューして頂く形になります。」
「こちらフォーサイスエンターテイメントのジョシュアです。総合プロデューサーとしてあなた方のイメージ戦略、メディア展開などのプロデュースを担当します。」


ジョシュア「…」
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クレア「ジョシュアさん?」


ジョシュア「…あ、ああ。申し訳ない。プロデューサーのジョシュアです。よろしく。」

ノア「あの、イメージ戦略って…」
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ジョシュア「ああ、もちろん君たちの希望に最大限添えるようにするよ。ということで今から打ち合わせさせてほしい。」
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ノーラン「ええ、是非。ね、アイク」
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アイク「ああ。目指すところがあるので。まずは話し合わせて下さい」








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撫子「最近彼ら忙しそうですね」
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リニ「うん、デビューまで色々やることがあるみたい」
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ピンポーン

イサーク「リニー?今大丈夫?」
リニ「イサークだ!ちょっと出てくるね!」

「時間できてんけど、屋台で飯食わん?」
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「うん!」
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「最近あんま会えんくてごめんな」
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「ううん。イサークが頑張ってるのわかるし、こうやってちょっとずつ会えるから」
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「この前初打ち合わせやってん。それでなー…」
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「あ、そうや。明後日レコーディングすんねん、見に来てや!」
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「えっ!?行っていいの?」

「リニが来てくれたらめっちゃ上手く歌える気するわ」
「(は、恥ずかしい…)ありがと!授業終わったらすぐ行くね!」
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―レコーディング―


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ジョシュア「ノーラン、OKだ。お疲れさま」

「順調だな。次はイサークいけるか?」

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イサーク「ハーイ」

ジョシュア「始めていいぞ」

♪~
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ジョシュア「…何回か録ろう。次はもう少し柔らかく歌えるか?」
イサーク「…?わかった」


Take2
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Take3
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Take4
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……

イサーク「何回やらせんねん!ノーランはほぼ一発OKやったやん!」

ジョシュア「…イサーク、今の君の歌は…この前聞いた『君達が目指す音楽』と違っているようだ」
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「君達が目指す音楽を表現するには…」


イサーク「ボーカルが”俺たちが目指す音楽”と違うってどういうことやねん…」
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「俺にダリルになれって言うんか!?」



コンコン
リニ「イサーク…?」

イサーク「リニ、行こ。やってられんわ」
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ジョシュア「イサークが作った曲…ナルシッサス、自己愛か…そのものだな」
アイク「……」

ジョシュア「イサークは確かに上手い。できるなら、ボーカルに合わせて方向性を変えた方がいい」
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アイク「アイツには可能性がある。俺は、今のあいつがすべてでは無いと思っています。」
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ジョシュア「そうは言っても、デビューまであと二か月だぞ…」






「…」
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「だいじょうぶ?」

「…あいつら元々別のやつと組んでてん」
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「…すごい上手いやつで、ファンもいっぱいおった」
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「でもそいつが喉痛めて歌えんくなって…アイクがたまたま路上で歌ってた俺に声かけて」
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「…俺はあいつの代わりとして足りんのかもしれん…」

「…!」

「イサーク」

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「私はイサークの歌でファンになったんだよ?」

「イサークの歌が好きなのに、代わりとか言わないで」

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「…!」

「イサークの歌、素敵だよ。いつも聞いてて胸がぎゅって苦しくなるの…」
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「イサークのファンもいっぱいいるから、大丈夫だよ」
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「…うん、ありがとう…」
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(あの後フラフラしながら帰ったけど、イサーク大丈夫かなあ)
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ピンポーン
「はーい?」

「リニ、久しぶりだな」
「お、お兄ちゃん!」
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「少し出て話をしよう。着替えてきなさい」
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―レストラン―
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「長期出張から帰ってきたらリニが家を出たと聞かされて驚いた。なぜ連絡しなかったんだ?」
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「ごめんなさい…」
「まったく…未だ問題が起きていないからいいが、あそこは治安も良くないし早く帰ってきなさい」
「うん…心配してくれてありがとう。でももう少し住みたいの」

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「リニ。あのな…」

ピリリリリ

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「会社から?」
「ああ、すまないが少しでてくる。先に食べていなさい」
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(やっぱりお兄ちゃんは反対するよね…どうやって説得したらいいかなぁ…)

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「おーすごい綺麗やな~」
(あれ、この声…)
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ジュリアン「お前もっと落ちてるかと思ってはりこんだのに、結構元気あんじゃん」
ノア「リニちゃんのおかげじゃないの~?」

リニ「イサ」
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イサーク「冗談やめてや。タイプちゃうし」
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リニ(え…)
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ジュリアン「あーお前”後腐れなく付き合えそうな大人の女”が好きだっけ?」
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イサーク「そうやで。真逆や」

リニ(…!)
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ノア「そーは言ってもここまで来たら引けないわよ~」
ジュリアン「お前、”少なくてもデビューまでは付き合う”とか言ってたけどもうちょっと頑張れよ?」

ノア「そうよ!コネ失ったら一発屋になっちゃうかもよ!」
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イサーク「ハイハイわかっとるって。まぁ大事なコネやし暫くは繋いどくわ」

リニ(…!…!!)
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(…そうや、タイプちゃうねんあんな子供っぽい子…)
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(………)
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